漆喰DIYワンラックアップ!オシャレな塗り跡の付け方

漆喰の壁は、フラットで白い壁をイメージする人が多いと思いますが、さまざまな塗り方があることはご存知ですか?ヨーロッパ調のラフな仕上がりやパターン模様など、オリジナリティ溢れる仕上がりにできます。

実際に、どのような塗り方があるのでしょうか?DIYで漆喰塗装を行う前に塗り方について覚えておきましょう。この記事では、漆喰のオシャレな塗り方をご紹介します。

漆喰DIYのオシャレな塗り跡

漆喰の塗り方は「ナチュラル」だけではなく、さまざまな方法があります。ここでは、漆喰のオシャレな塗り方をご紹介します。ぜひ、DIYを始める前に確認してみてください。

ナチュラル

コテ塗りで模様を付けない仕上げ方が「ナチュラル仕上げ」です。漆喰の質感は高級なため、DIY初心者が塗ってもそれなりに魅せることができます。手作りの風合いが良いとも言われるのは、このナチュラル仕上げのことをいいます。

スパニッシュ

コテでエッジを効かすようにして塗ると、スパニッシュ仕上げになります。しかし、エッジを効かせ過ぎると、下地が見えてしまうので注意しなければいけません。そのため、スパニッシュ仕上げにする際は、少し厚めに漆喰を塗りましょう。

また、スパニッシュ仕上げは初心者には難しいため、プロの左官業者にお任せすることをおすすめします。

ノスタルジック

凹凸の部分とフラットな面を融合させたノスタルジック。塗りっぱなしにした壁に、コテを貼りつかせてワザと表面を荒らしておきながら、優しく表面を整えることで、ノスタルジックな雰囲気を演出することができます。ノスタルジックの模様は、クラシカルな雰囲気を演出するのに向いています。

波模様

ホームセンターで販売されているホウキを使用すれば、柔らかくて細い線を描くことができます。波を付けるように動かすと、繊細でキレイな波模様が描けます。波模様は、和室との相性も良いです。しかし、ホウキを使用して波模様を描くときは、毛が抜けにくいホウキを選ぶようにしましょう。

パターン模様

パターン模様を付けることもできます。とくに人気なのが、ハケ引き仕上げです。日用品のブラシやハケを使用して模様を付けることができます。専門業者は、模様を付けるため、さまざまな道具を持っています。

複数の色を組み合わせる

漆喰は白色だけではなく、さまざまな色展開がされています。部屋の一面だけを違う色にすると、アクセント壁になり部屋の印象を大きく変えることができます。

漆喰DIY!オシャレに塗る3つのコツ

漆喰DIYのオシャレな塗り方について説明しましたが、塗るコツもあります。ここでは、漆喰をキレイに塗る3つのコツをご紹介します。

漆喰は厚めに塗る

一般的に、漆喰は1mm程度の厚みで塗ることが多いです。しかし、スパニッシュやパターン模様を付ける場合は、凹凸を作らないといけないため、3mm程度の厚みでたっぷりと塗ってあげましょう。

厚みが薄い場合は、下地が透けて見えてしまったり、模様が入りにくかったりします。そのため、オシャレな模様を付ける場合は漆喰を厚めに塗りましょう。

ダイナミックに塗る

漆喰DIYをキレイに仕上げたいと思う人は、少しずつ丁寧に塗ろうとします。しかし、漆喰で模様を付ける場合は、ダイナミックに塗る必要があります。漆喰は乾燥すると色が変化をするため、部分的な変色を防ぐためにも、チマチマと塗るのではなくダイナミックに塗りましょう。

養生を丁寧にする

漆喰は、ダイナミックに塗ることが大切だと述べました。そのため、失敗するのではないかと不安に感じた方もいるのではないでしょうか?そのような心配は不要です。

汚したくない箇所に養生をしておけば、漆喰が飛び散り汚れる心配もありません。養生は漆喰DIYの完成度に大きな影響を与えます。そのため、漆喰DIYに失敗したくない方は、養生を丁寧にしましょう。

補足:心配な方は専門業者に相談をしよう

漆喰DIYでキレイに仕上げられるか心配な方は、専門業者に相談するようにしましょう。DIYは楽しく、自分で施行することで費用も安く抑えられます。

しかし、失敗してキレイな仕上がりにならなければ、余分な出費となってしまう可能性があります。そのため、少しでも不安に感じる方は、専門業者に相談してみてください。

まとめ

今回は、漆喰DIYをする際に覚えておきたい、漆喰の塗り方について解説しました。漆喰の塗り方には「ナチュラル」「スパニッシュ」「ノスタルジック」「和模様」など、さまざまな塗り方があります。模様にこだわることで、オリジナルティ溢れる空間になります。

しかし、漆喰DIYに不安を感じる方は無理をせずに、専門業者に相談をしましょう。近頃は、漆喰の塗り方を教えてくれる専門業者のサービスも登場してきています。このようなサービスを利用すれば、安心して漆喰DIYに取り組めるはずです。ぜひ、この記事を参考にして、漆喰DIYを楽しんでみてくださいね。